健康作りの盲点は「鼻呼吸」だった!?

こんにちは!ボクスリム整体師の森内です🙌

今日は健康法について語っていきます!

鼻呼吸とは

「人はなぜ呼吸をするのか?」と問われると、多くは「空気(酸素)を体内に取り入れるため」という答えが帰ってくると思います。

まさに、その通りです!

そもそも口呼吸を使うのは哺乳動物では人間だけです。その他の哺乳類動物は鼻呼吸しか使わないんです。

人間も生まれた時は基本的に鼻呼吸のみ行うのですが、言葉を話すようになる時期から次第に口呼吸を使う頻度が増えていきます。

しかし近年ではアレルギー疾患の増加や、コロナ禍でのマスク生活で鼻の通りが悪くなり、鼻呼吸がしにくくなっています。

そのため、口呼吸に頼る習慣が身についているケースが多くあります。

アレルギー疾患が増えている原因に関しても、またいつかのブログでお伝えいたしますね。

そういった観点で街全体を見てみると、今はマスクで見えませんがかつてはポカンと口を開けて歩いていたり座っている人は割と多くいました。

上記のように、息苦しいと感じる時には肺に酸素を取り込みやすい口呼吸に頼りがちです。

本来の役割

鼻呼吸というは、吸い込む空気に適度な湿度と温度を与え、空気中の微細なゴミや細菌・ウィルスを鼻腔内の毛や粘膜に吸着して、気管や肺を保護しています。

さらに、鼻の奥は脳の底部と近い存在であるため、車のエンジンのラジエーターのように脳の過熱を防ぐ役割もします。

つまり、人間にとって最も適切な呼吸循環というのは鼻呼吸なのです。

逆に口呼吸が優位になると、過換気状態といって体内の細胞たちにとっては、必要以上に酸素と二酸化炭素の循環が行われることになります。

結果的に、酸素の循環機能がうまく働くなり、軽度の酸欠状態が続く場合もあります。

口呼吸は結果的に酸素を体全体に届けにくい状態でとなるのです。

また、脳にとっての唯一の栄養素は糖と酸素です。

酸素がうまく回らなければ、代謝が低下し、疲れやすく、疲れが取れにくい、不安にもなりやすいという状態を招きます。

それ以外にも沢山の健康上の問題が生じてしまいます。

口呼吸は外気を直接吸い込むので喉・気道の炎症を起こしやすく、免疫系が不安定となります。

睡眠中の口呼吸は、いびきや睡眠時無呼吸を起こしやすく、睡眠不足の原因にもなります。

また、口の中が乾燥しやすい、唇が荒れやすい、頻繁に喉が渇くのは口呼吸の可能性が高いので、鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸の訓練を始めることをお薦めします。

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